・ビジネス英語の学習におすすめの映画はどれ？
仕事で英語をつかうのに、なかなか上達しないと不安に思ってませんか？
そんな人には、映画をつかったビジネス英語の学習法がおすすめ！
ビジネス系の映画を見ることで、どんな場面でどんな単語・フレーズが使われているのか、業界の専門用語はどんなものがあるのかがわかります。
この記事ではビジネス英語が学べる映画を厳選して17作品紹介します。
ぜひビジネス英語の勉強方の参考にしてください！
あとり記事を書いているのはイギリス在住10年のあとりです。ビジネス英語に向く映画は、海外のオフィスで働いている人のイメージまでできて一石二鳥
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海外オフィスワークがわかるビジネス映画３選
プラダを着た悪魔（The Devil Wears Prada）2006年
ポチップ
『プラダを着た悪魔（The Devil Wears Prada）』は、硬派ジャーナリスト志望の女性が、一流ファッション誌の編集長のアシスタントをとおして成長するドラマです。
オシャレやファッションに全く興味のないジャーナリスト志望のアンディ。ダサい彼女が一流ファッション誌のカリスマ編集長ミランダ（メリル・ストリープ）のアシスタントをすることに。
アン・ハサウェイが内面も外見もどんどん成長する様子と、職場での戦いが本当に何度見ても飽きたい良作！
あとり面接から電話対応など職場の英会話、恋愛の会話も学べます。美しくはっきりした標準アメリカアクセントは英語初心者におすすめ。
マイ・インターン（The Intern）2015年
ポチップ
『マイ・インターン（The Intern）』は、ファッション通販サイト会社のCEOジュールと、シニア・インターン制度で採用された70歳の老人ベンのハートフルドラマ。
ベン（ロバート・デ・ニーロ）とジュール（アン・ハサウェイ）の温かい関係、会社の若者たちとのふれあいが楽しい！ベンは名言が多いので作中たくさん見つけてください。
この映画には面接シーンやオフィス会話、夫婦や子どもたちとの会話など、仕事や家庭にからむ日常会話が豊富にでてきます。
はっきりとした聞き取りやすい英語で、英語学習の初心者におすすめ。
あとりIT関連会社や、オンライン通販のサポートデスク、在庫管理、マーケティング、人事などのビジネス用語の勉強におすすめです。
スキャンダル（BOMBSHELL）2019年
ポチップ
『スキャンダル』は、2016年にアメリカで実際におこった「FOXニュース」をめぐるセクハラスキャンダルを描いています。
実力派キャスターのメーガン・ケリー（シャーリーズ・セロン）、FOXのトップを告発するグレッチェン・カールソン（ニコール・キッドマン）など登場人物は実在の人物。
もうわたしは メーガンになりきり特殊メイクで演技をするシャーリーズ・セロンに釘付け！他の俳優陣もみな迫力があります。
後の「＃Me too」運動へつながる話で社会的にも非常に興味深いテーマなので見ていない方はぜひこの機会に
あとりアメリカのキャスター、教養レベルが高い層の英会話なので英語は聞き取りやすく、教材としておすすめです。
ほっと一息コメディ系ビジネス映画３選
リストラ・マン（Office Space）1999年
『リストラ・マン（Office Space）』は、仕事嫌いの会社員を描いた犯罪コメディ映画。
日々業務に追われ仕事人生にうんざりしていたプログラマーのピーターは、ある日リストラ候補に上がった同僚サミアとマイケルと結託し、会社のお金を横領しようと計画しますが。。
ジェニファー・アニストンがかわいい！
あとり英語全レベルにおすすめ。オフィスの日常会話や人事に関する英語が学べます。2000年問題を知らない世代、仕事に不満がある人は面白いと思います
キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン（Catch Me If You Can）2002年
ポチップ
『キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン（ Catch Me If You Can）』は、フランク・W・アバグネイル・Jrの自伝小説『世界をだました男』を映画化したサスペンス・コメディです。
1968年、16歳のフランクはニューヨークに暮らしていたが父親の事業が失敗してから家出し、お金儲けに執着するようになっていきます。
FBI捜査官のカールは、パイロット、小児科医、弁護士などさまざまな職業になりすまし詐欺を続けるフランクを追うことに。。
フランク役のレオナルド・ディカプリオと、捜査官役のトム・ハンクスがトムとジェリーみたい。外科手術をテレビで見て技術を覚えたり、、一週間勉強しただけで司法試験パスするとか、、、本当に天才だったんだろうな。
あとり軽快なテンポで、日常英会話を学習できます。英語初心者からおすすめ。仕事７变化の天才詐欺師の物語で気晴らしにもなる映画です
モンスター上司（Horrible Bosses）2011年
ポチップ
『モンスター上司（Horrible Bosses）』は、問題のある上司に悩まされている３人組の復讐を描いたブラックコメディです。
バーに集ったパワハラ・セクハラ・バカハラの問題上司にうんざりするニックとデイル、カートの3人。上司たちへの悩みを言い合っているうちに上司を抹殺しようと決意する。。
振り切れてるほどおバカなアメリカン映画ですが、ケヴィン・スペイシーにジェイミー・フォックス、コリン・ファレルにジェニファー・アニストンと名優揃い！
あとり英語初心者～上司にイラっとしている人は必見。上司への文句や嫌味の英語表現など学べます。下品なフレーズ、シモネタ多いので覚悟してみてください。2作目も面白い！
仕事のモチベーションがアップするビジネス系映画２選
幸せのちから（ The Pursuit of Happyness）2006年
ポチップ
『幸せのちから（ The Pursuit of Happyness）』は、ビジネスマン、クリス・ガードナーの半生を描いた映画です。（実在するビジネスマン）
クリスは事業の失敗で、仕事も家庭もうまくいかず、息子をつれてホームレスにまで落ちぶれますが。。
あとり英語初心者からOK。夫婦ケンカ、子供との日常会話、就職面接のシーンは英語の面接を控えている人にかなり参考になります。
ドリーム（Hidden Figures）2016年
ポチップ
『ドリーム（Hidden Figures）』は、NASAによるアメリカ初の有人宇宙飛行計画（マーキュリー計画）に携わった女性たちを描いた物語です。この計画のあと人類初の月面着陸を果たしたアポロ計画へとつながっていきます。
1961年、NASAのラングレー研究所で働く、天才的数学者キャサリン、管理職を目指すドロシー、エンジニアのメアリー3人の黒人女性たちが、「白人優位・男性優位」の差別社会において、自らの夢を切り開こうとします。。
差別や偏見の逆境を乗り越え、仕事と家庭を両立させとにかくひたむきに道を切り開く彼女たちの姿にスカッとします！ラストも素敵。仕事への活力もでます。
あとり英語中級者～。数学や宇宙開発の用語などはもちろん難しいですが、３人の会話や家族との会話、スマートでセンスのある同僚や上司との会話で総合的な英語を学べます
金融・投資系のビジネス映画５選
金融・投資家に関するビジネス映画を、時代背景順の古い順に紹介します。
リーマンショックの映画を『エンロン』→『インサイド・ジョブ』→『マネー・ショート』の順でみると、アメリカで起こったリーマンショックの真実がより理解できます。
ウォール街（Wall Street ）1987年
ポチップ
『ウォール街（Wall Street ）』は、ビジネス系映画の古典ともいわれる1980年代の金融と政治をテーマにしたサスペンスドラマです。
世界の金融市場の聖地ニューヨーク・マンハッタンのウォール街。証券会社で働く株式仲介人のパド（チャーリー・シーン）は天才的な投資家ゴードン・ゲーッコー（マイケル・ダグラス）の企業スパイとなり、巨額インサイダー取引の渦中に巻き込まれていきます。。
オリバー・ストーンがオスカー受賞、マイケル・ダグラスが印象的な悪者ゴードン・ゲッコーを演じ、アカデミー主演男優賞を受賞しました。
あとり英語中級レベルで、金融業界に関する英語を学びたい人におすすめ。金融用語、洗練された英語のアクセントを勉強できます。
エンロン 巨大企業はいかにして崩壊したのか?（Enron: The Smartest Guys in the Room）2005年
『エンロン（Enron）』は、2001年に起きたアメリカ大企業エンロン事件を追ったドキュメンタリー映画です。
不正発覚から46日後の2001年12月にエンロンが経営破綻するまでを、インタビューや当時のニュース画像を用いてリアルに描いてます。
決算会計の操作に損失の隠蔽、格付会社の不正に政治の癒着、、、この世界恐慌を巻き起こした当時の金融業界、政界の著名人たちが何の責任も取らず現在も変わらず暮らしていることに唖然としてしまいます。。
あとり英語学習中～上級者で金融業界や政界に興味のある人におすすめ。インタビュー場面が多く英語での質疑応答、またオフィスや会議室でのビジネス英会話も勉強になります。
インサイド・ジョブ 世界不況の知られざる真実（Inside Job）2010年
ポチップ
『インサイド・ジョブ（Inside Job）』は、リーマン・ショックを始めとする世界金融危機の真実を追ったドキュメンタリー映画です。
専門家や投資家、政治家などキーパーソンへのインタビューを交えたドキュメンタリーとなっています。
そのうち破綻すると知っていながら荒稼ぎしようとする金融界の人びちや金融商品を評価する格付け機関の不正、金融機関の詐欺的商売を黙認した政府などが次々と紹介されます。
リーマン・ショックをつくった当事者たちは稼いだお金を持ち逃げし、いまだに社会的処罰を受けていないことに強い憤りを覚えます。
あとり英語学習中～上級者で金融業界や政界に興味のある人におすすめ。インタビューでの質疑応答質疑応答、またオフィスや会議室でのビジネス英会話も勉強になります。
マネー・ショート 華麗なる大逆転（The Big Short）2005年
ポチップ
『マネー・ショート 華麗なる大逆転（The Big Short）』は、マイケル・ルイスの書籍「世紀の空売り、世界経済の破綻に賭けた男たち」を映画化した作品です。（2008年に起こった世界的金融危機「リーマンショック」の裏側を描いたストーリーです）
2005年、金融トレーダーのマイケル、ヘッジ・ファンドマネージャーのマーク、銀行家ジャレット、元やり手銀行家ベンの４人はサプライム・ローン（信用度が低い低所得者層が対象の住宅ローン）の問題に気づき、あと数年もすると住宅危機が発生すると考え、金融市場をだしぬき自分達の利益をあげる計画を立てます。。
ドキュメンタリー形式の撮影がよりリアルに金融市場の崩壊と闇を感じさせます。
ベン（ブラッド・ピット）が大儲できると喜ぶ若者に対し、「我々が儲かるということは、一般の人々が家や仕事、退職後の貯蓄や年金を失うということだ！」と叱責する姿が印象的でした。
金融関連の難しい単語が登場しますが劇中で補足の説明があります。また投資家だけでなく一般人の言い回しやプレゼンシーンなどもあり、ビジネス英語としてみるとかなりおすすめ。この映画の前に『インサイド・ジョブ』を見ると理解が深まります
あとり金融業界、投資に関する映画に興味がある人におすすめ。
ウルフ・オブ・ウォールストリート（The Wolf of Wall Street）2013年
ポチップ
『ウルフ・オブ・ウォールストリート（The Wolf of Wall Street）』は、実在する元株式ブローカー、現在は執筆や講演活動を行っているジョーダン・ベルフォートの回想録を映画化した伝記コメディです。
お金持ちになるという目標をもつジョーダンは、巧みなセールストークを武器に、「ウォール街の狼」と異名を持つ株式ブローカーとして成功するが。。
あの手この手の悪徳商法で巨万の富を築く、ドラッグ、乱交パーティ、浪費っぷりと異常なほどのハチャメチャ人生が逆にスカッとします。
３時間ほどの長い映画なのに、まったく飽きず最後までテンション高く見れる映画。マーティン・スコセッシ監督とレオナルド・ディカプリオのコンビ最高！
英語学習としてはかなりお下品な表現もでてくるので注意してくださいね。
あとり金融業界やサクセスストーリーに興味のある人におすすめ。テンション高い巧みな話術や営業のイロハも学べます。彼の現在はツイッターやインスタで名前（Jordan Belfort）で検索すると見れます
IT系やスタートアップのビジネス映画4選
ソーシャル・ネットワーク（The Social Network）2010年
ポチップ
『ソーシャル・ネットワーク（The Social Network）』は、Facebook創設者マーク・ザッカーバーグら学生グループを描いた伝記的映画です。
ソーシャルネットワーク（SNS）がどのように誕生したか、友人のエドゥアルド・サベリン達学生たちとのハーバード大学の学生生活や、Napstarの設立者ショーン・パーカーとのビジネストークなど、会話のテンポが激しく早く、ついていくのに必死になります。
大学生同士のカジュアルな会話や、法律家、投資家、起業家など、さまざまな分野の幅広い英語がでてきます。早口シーンは英語のヒアリングにもってこい！
あとり英語学習の中～上級者でビジネス・スタートアップやプログラミングなどのITに興味がある人におすすめ。
インターンシップ（The Internship）2013年
『インターンシップ（The Internship）』は、失業した40代の元セールスマンが「Google」のインターンシップに参加する姿を描いたコメディ映画です。
会社が倒産し、突然失業してしまった元セールスマンのビリーとニック。IT音痴にも関わらず大企業「Google」のインターンに参加することに！
秀才、天才が集まるGoogleのインターンで、若者たちに交じって前向きに明るく奮闘する２人の姿が見ていて楽しい。
あとりGoogleインターンシップの疑似体験ができます。日常英会話やIT用語、営業トークも学習できてIT音痴の人にもおすすめ！
スティーブ・ジョブズ（Steve Jobs）2015年
ポチップ
『スティーブ・ジョブズ（Steve Jobs）』は、ウォルター・アイザックソンの本を映画化したスティーブ・ジョブズの伝記ドラマです。
アップルの創設者ジョブズの1984年のMacintosh、1988年のNeXT cube、1998年のiMac発表会前のジョブズの苦悩や当時置かれていた状況が描かれ、今では伝説となったプレゼンテーションの裏側がみえてきます。
スティーブ・ジョブズ２作品
- スティーブ・ジョブズ（2013年）学生時代～Apple復帰まで・アシュトン・カッチャー主演
- スティーブ：ジョブズ（2015年）マイケル・ファスベンダー主演
自分を曲げず信念をつらぬく！時に冷酷で、強烈な個性の持ち主だったことが映画を見るとよくわかります。
あとり英語上級レベルでITや企業に興味のある人におすすめ。早口でセリフの量が多く、スラングも多めです。アップル社やスティーズ・ジョブズに興味があるなら２作品とも見てほしい。
Search／サーチ(Searching)2019年
ポチップ
『Search／サーチ(Searching)』は、行方不明になった娘の手がかりをネット上でさがす父親を描いたスリラー映画です。すべてがパソコンの画面で展開されるという異色の作品。
中国系アメリカ人デビッドは娘を一人で育てるシングルファザー。
突然行方不明になった娘マーゴットを探すため、自らのITスキルを駆使し警察と協力しながらSNS上の24億8千万人の人々を検索していきます。。
全く期待せずに見ましたが、非常に斬新で面白かったです。「え？こんなこともできるの？」と目からウロコ、ITスキルあがります。そして最後のどんでん返しはさすが！のひとこと。おすすめです！
すべてのレベルの英語学習者におすすめ。アジア系俳優達はスラングの少ないはっきりした発音で会話しています。
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いろいろあるので、比較してみました！
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まとめ
以上「ビジネス英語の勉強に役立つ映画17選」の記事を紹介しました。
この記事で紹介したビジネス系映画17作品をまとめます。すべてアメリカ英語の作品です。
世の中のリモートワークが進むにつれ、海外取引や業務提携の垣根が低くなり、ビジネス英語の習得はますます重要視されるでしょう。
これらの映画があなたのビジネス英語の習得に役立つことを願っています。
その他にビジネス英語の学習はこちらの記事が参考になります。
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